映画の評判に伴い購入。


架空の存在「鬼」を使役して行うゲームを通した、
青年達の成長と恋を描いた作品。


凡ちゃんが可愛いです。

でもこんなイカレタ娘はそうそういないので残念です。



この話の諸悪は早良さんだと思うんだ。

だって、早良さんの行動おかしいもん。
なんか芦屋絡みだとキチガイっぽいし。
彼女の行動に振り回される話でもあるよね。


芦屋君もこの娘のどこが良かったのだろう?

まぁルックスはいいんだろうけど。。。




ばかばかしい描写が多かったにも関わらず、
ぐいぐいと物語に引き寄せられました。

きっと一連のアホ話が良いアクセントになっているんだと思う。


面白かったです。



途中で流し読みに変わったので

軽蔑してください。



同和利権に群がる膿の実態の話。

同和について知りたいなら他の本をどうぞ


ちなみに政府も差別助長に結果的に絡んでいることが分かります。


なかなかリアルな話を知りました。
要約すると、混沌とした社会では、リーダーのあるべき姿は、織田信長ような非情で冷徹であり、かつ人からも恨まれない人になることだと述べている。
一応題名通り君主論がメインの内容です。


小学校を舞台に面白おかしく書いています。



自身の小学生の思い出で
やはり覇権争いというものがあったので

懐かしくなりました。


今考えると、小学生は無垢ゆえにエグイです。

生きるという意志の感じられる作品。

また、生きるという意味を考えさせられる作品。


終盤は泣けますが、これを読んで出る涙はどうも、難しい感情が入るので何か色々複雑です。




ぜんぜんまとまってないな。。。


俺は、友達に似たような環境で育った人がいて、

その人が働く理由を答えたときと同じ気持ちになりました。

なんというか、自分というものを良くも悪くも思い知らされた感じ。


いろいろ考えさせられる本でした。

実写映画もあるらしいから見てみよっと。

放課後

2009年4月30日 読書
東野圭吾
講談社 1988
第31回江戸川乱歩賞受賞作


合宿中にナニをしていたところをみられた女子高生が怒り狂って、それを見た教師二人を殺害する話。
狂気です。
しかも、作中において、その教師がナニを見たっていう確たる証拠は見られないから、もしかしたら、全くの彼女の誤解かも。

これ、動機としてはどうなんでしょう?

高校生という多感な時期にナニを見られるってのは確かに、精神的に来るものはあると思います。
ですが、計画的な殺害にまでいたるでしょうか。

だって、合宿中にナニをしちゃったのは彼女なわけで、見られたくないならそれを合宿中にやるなという話です。

つまり、彼女にも責任の一端はあるわけです。
しかも、それを見られたかもというだけで自殺未遂をしたと。

要約すると、
「合宿中に我慢できずナニしちゃって、それを見られた可能性があったから、耐えられなくて自殺未遂。そして、その誤解かもしれない恥ずかしさを無かったことにするために殺害計画を発動した。」


。。。やっぱりこれおかしいよね。。。


これ、女性的意見だとどうなんだろ。
この場合、この高校生の気持ちを理解できるのかなぁ?




主人公の前島先生はすごいよく描かれていたと思う。
回りにこーゆータイプの男友達がいるから共感できただけかもだけど。

最後やられちゃうのはなんとなく想像ついた。
だって、前島先生はひどい人なのに、作中で唯一ドロをつけられていないから。
マシンっぽさも後半薄れてたし、どっちかっていうと人間味でてたよね。

だから、どっかでその本来の人間性をプッシュしてくるはず。

でもそれがまさかあのタイミングでくるとは、、、
まぁ、由美子さんもあそこまでやる前にすることあると思うけど、
でもそれは、あの物語構成を演出するためには仕方ないのかな。
だってそうした方が面白いし。

後味は悪かったけど、面白い作品でした。


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